鉄骨鳶の安全対策は連携から!重要な理由を解説

皆さんこんにちは。

福岡県大牟田市を拠点に、九州全域で鉄骨工事や足場工事、機械据え付け工事などを手がける「加藤組」です。


多くの方がイメージされる通り、鉄骨工事の現場では常に事故の危険があります。現場で職人として働くなら、常に安全対策を意識しなければなりません。安全対策のポイントはいくつもありますが、実はとても重要なのが「連携」です。ここでは、安全対策として連携が重要な理由や、加藤組の取り組みをご紹介します。




■鉄骨工事の現場で安全対策が重要な理由



建設現場では、どこでも「安全第一」を掲げています。これは、建設現場が事故の危険性の高い環境であり、常に安全を最優先しなければならないからです。もちろん、鉄骨工事の現場も例外ではありません。


前回の記事(https://katogumi.jp/blog/recruit/140347)でもご紹介しましたが、鉄骨鳶の主な仕事はビルや高層マンションなどの骨組みの組み立てです。高所にクレーンで吊り上げた鉄骨をボルトや溶接などで接合し、柱や梁を作っていきます。高所での作業が多いのに加え、強風や鉄骨の落下などのリスクもありますから、危険を伴うことはご想像いただけるでしょう。


また、作業以外にもさまざまな危険があります。たとえば、工事ではたくさんの建設資材を使うため、現場には資材置き場もあるのですが、置き方が乱雑だと転んでしまいかねません。積み上げ方が悪いと、資材が崩れて人が下敷きになるおそれもあります。これらも立派な労働災害です。


そして、安全を軽視したために労災事故が起きれば、残りの工事に支障をきたして工期に間に合わなくなる可能性もあります。どのような観点でも、安全より優先すべきものはありません。「安全第一」の表示は単なる飾りではなく、まさに「最優先事項」なのです。




■連携不足も危険の元!



建設現場では、安全対策としていろいろな点に気を配る必要があります。その中でも、非常に重要なポイントでありながら、意外と軽視されがちなのが「連携」です。


大きなビルや施設の建設だと、1つの現場にいろいろな会社が入って一緒に作業をします。工期も1年~2年程度と長めになることが珍しくありません。そのような状況で現場の人どうしの連携が不足していると、思いもよらぬトラブルにつながることがあります。


たとえば、危険な箇所の共有ができていないと、事故が起きる可能性が高くなるでしょう。仕事に対する考え方も会社によって違いますから、作業の方法や進め方などをめぐって揉める場合もあります。これは同じ会社の中でさえも同様で、情報の共有・確認や指示出しが曖昧だったために、取り返しのつかない事態を招いたケースも少なくないほどです。


こういったトラブルは、普段から十分な連携(情報共有や確認)がとれていれば防ぐことができます。何より、お互いが笑顔であいさつし、気軽に報告・連絡・相談できる関係になれば、とてものびのびと仕事ができるでしょう。




■加藤組でも安全対策に力を入れています!



加藤組では現在、一緒に働いてくださる方を募集しております。高所での作業も多い鳶職の現場では、安全への取り組みはとても大切です。加藤組でも安全対策には力を入れており、毎朝のKY活動(危険予知活動)によって危険箇所や注意事項を共有しています。現場によっては安全講習もありますが、これにも必ず参加しています。


もちろん、同じ現場で働く他の会社の方との連携も怠りません。天候の影響なども考慮し、決して無理な進め方をせず、安全第一で作業を行っています。未経験の方でも、先輩社員が一から丁寧に教育しますので安心です。鉄骨鳶にご興味のある方は、加藤組で働いてみませんか? 皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。